初心者の方も負けないであろう3つの株取引
リスクとリターンのバランスを考える
株価というものは、次の瞬間上がるのも50%、下がるのも50%この確率で動いている。
言い換えれば、利益が出るのも50%、損をするのも50%ということ。
絶対上がるんだ(下がるんだ)という”絶対”はありえない。一寸先は闇なのである。
株価というのは、”言うことを聞かない生き物”
そこに人間は何かしらの規則性を見つけようとしたり、確実性のない根拠を元に上がるだの、下がるだのと予想して大事な資産を投入していくのである。
(プロの方や才能のある方は別)
時に人間は非合理的な意思決定をする行動ファイナンスを起こしてしまう。
非合理的な意思決定をしてしまう要素
- アンカリング・・初めに与えられた情報や値に固着してしまう
- 自信過剰・・・・自分自身が優れていると思い込む
- ハーディング・・他と行動を同調する
- 検索容易性・・・特定の情報に引きずられる
しかし投資というのはこのようではダメだと思っている。根拠のない投資はやるべきではない。
勝つか負けるかのハーフ・アンド・ハーフではなく勝つ確率の高い方法を選び、負ける確率の低い方法を選ぶべきである。
合理的に考え、リスクが小さい投資を行い資産を増やしていくことが大事なのである。
下記の3つの方法はリスクが低く楽しんでやれる株式取引である。
1、株主優待のタダ取り
これは色々な方が実際やっていることだが、権利付き最終日だけ株主になるということ。
くわしいやり方は割愛するが、現物の買いと信用の売りを朝一番の成り行きで約定(同値になる)させ、権利落ち日になったら現渡しをして決済をするということである。
そしたら数か月後に優待が到着。
タダと書いてるが実際は証券会社へ支払う手数料等が発生する。
ここで大事なのは優待価値よりも手数料のほうが高くならないこと。
(優待価値と自分的価値は一緒ではない、優待価値が3000円でも、自分的価値は500円ということもある)
届いた優待券は金券ショップやオークションで売ることができるものもある。
2、IPO
新規公開株を抽選で手に入れて、上場日に初値で売ることである。もちろん公開価格を初値が割れることもあるが、高確率で初値が公開価格を上回り利益が出ることが多い。
これは色々なブロガーさんが分析をしているので参考にされるといい。
しかし、これが中々抽選が当たらないのである。僕は証券会社を14口座持っていて、それで挑んでるが落選ばかりである。
3、長期保有
株価が安い時に買い、それを長期で保有するということである。株価は上がったり下がったりを繰り返している。
時には評価損があるときがあるかもしれないが、じっとこらえ評価益が出るのを待つのである。長い目で見れば大抵利益が出るはず。
しかしここで大事なのは企業価値が高いのに、株価が安いもの(株価が追いついてないもの)を選ぶということ。(バリュー投資)
逆に企業価値が低いものを長期保有していても、下がる確率のほうが高い。やめておきいたほうが無難である。
ここで大事なのは最低限、財務諸表を読む力理解する力をつけておいたほうがいいであろう。
マンガでやさしく書かれたものもあるし、簿記等を勉強されてもいいかもしれない。
ビジネス会計検定試験もおすすめである。